12月に入りめっきり寒くなり、天気予報に雪だるまの出没があるようになった。
ここになってカニの相場もグングンと上がって来た。ヨシヨシ??
しかし、カニの漁もドンドンと下降線。獲れなくなってきているのだ。
順風丸は昨晩10時に出港した。本日は夜中から次第に風が強まり、波高4M、風速18mの予報が出ていたのにもかかわらず。。。
朝8時過ぎに漁場に着いた。横波を受けながらゴロンゴロンと狭い寝台を行ったり来たり、私の体は寝返りなどする必要もない。
漁場に着いたはいいがさてどうしようか、昼過ぎには次第に弱まる予定だが
まだ荒いようだ。操業できなくもないがここになって無理をする必要もない。
すると相方の長勢丸船長が『流れようや〜!(網をアンカー代わりに荒天錨泊)』順風丸よりも20トンも大きい長勢丸が言うではないか?
『今回は、そんな気になれん!』どうしたのかやけに弱弱しい!!!
いつもの時化に足がすくんでいる順風丸の横を『こんなもんチャンチャカチャンだ〜!』と走りゆく長勢丸ではないのだ。
聞いてみると昨晩出港の際、母親に『風が吹いているのに出んでもええ〜!』と言われたらしい。
実は私も言われたのだ。『無理をせんでもやめればいい!』と・・・。
というわけでしばらく流れて様子を見ることにした。

45歳の息子を思う年老いた母親と制止を振り切って行動したスッキリしない45歳の息子のやり取りがあったのだ。